MナショナルデモSKI CAMP | 令和プライズ

MナショナルデモSKI CAMP

家から車でスキー場に移動中は、時々雨。スキー場に近づくほど雨足は強くなり気持ちはグレー。
ところが、スキー場駐車場で準備をしていると、雨は上がり空は明るくなってきた。ゲレンデは昨日からの11月中旬並みの暖かい雨で雪は薄く幅は狭い。

レッスン開始。
◆自分の重さを感じて滑る
・止まって立っているときは下の足に重みが多くかかっている。ターン前半は内側になる下の脚、ターン中盤からは外の脚。
・ストックを胸元からたらし重心の位置を確認。重心の移動は両スキーのアウト側エッジ内で動かす。それより外はNG。
遠心力が働いているときは、たらしたストックも遠心力が働き傾くが、同じように重心はスキーのアウトエッジを越し過ぎないこと。
・緩斜面で、斜滑降からスタートし片プルークで谷スキーをずらす。谷スキーを越しすぎないこと。
・プルークで ①ニュートラル(立ち木) ②内足のエッジがはずれ下にずれる ③内股関節を緩めターン。
NG:上体が前にかぶる。切り換え時上に立ち上がってしまう。
・強い遠心力に対抗できる姿勢は、外脚は踵で押さえ、膝は伸ばし肩まで一直線にする。始動期では遅れているように見えるがマックス時は良いポジションとなる。
・パラレルで実践。
NG:切り換え時下の脚を曲げてしまう。伸ばしたまま切り換える。そのためには早めに山回りをやめ早い時期にエッジをはずす。

◆脚から動かす
・プルークで外スキーを大きく回す。内股関節を緩め外を動かす。谷回りを長く作る。NG:上体が前にかぶる。

◆上体から動かす
・ストックを体の横で両手の延長になるようにハの字に構え、ターン内側が雪面に着くように動く。早い時期から雪面に着ける。体を動かす方向は内腕の方向。内股関節を突っ張らない。
NG:両脚が同じタイミングで曲げ・伸びする。交互に動かす(片方は伸び片方は縮む)スタンスを広げると交互に動かしやすい。内脚で踏み込み立ち上がらない。

◆スキーの面で踏む
・外脚片足で滑る。スキーの面で踏む。膝を使って角づけはしない。 NG:重心が前過ぎる。体軸がたおれずスキーの真上でピポット的な回しをしている。

◆外スキーを長軸方向に動かす
・角を立てない。内スキーは横方向の動き。谷回りで板を滑らす方向は長軸方向。体は谷に方向(真横方向)に落とし、谷回りを長く作る。

◆小回り
・谷回りでしっかり雪面を捕らえ、早めに内脚を緩め、雪面からの反動を受けないようにする。 大回りの切り換え時のタイミングでは既に緩めている。
スタンスを広めにして滑ると良い感じ。