Sキャンプ | 令和プライズ

Sキャンプ

30日、31日の2日間、Sスキー場開かれたS選手のキャンプに入りました。

一日目

・基本姿勢、股関節を伸ばした高いポジションではなく、股関節を軽く曲げた少し前傾のポジションをとる。

・肩のラインは斜面と常に平行とし内へ傾かない。切り換えで内肩を下げて入らずヘソを内に入れターンのきっかけを作り、外にスキーを動かしてターンポジションを作る。 ホールラインに向いた時も肩のラインは斜面に対し平行で、内脇に壁を作った弓なりの姿勢をとる。

・プルークで、テールを開くことによって頭の高さが下がり、雪面を強く削る。(インエッジに強く乗る)

・プルークボーゲンでターン始動期から外スキーで雪を外に押しのけシュプールの広いターンをする。肩は斜面に対して平行。外肩が上がらないように。そしてターン後半は外向を作り雪面を圧する。

・バリトレ プルークボーゲンで内スキーを上げ外スキーの上でクロスし外向をしっかり作る。

・バリトレ 直滑降からスキーを横に向け、横滑りで停止する。

・バリトレ 急斜面で斜滑降から横滑りで停止する。

・シュテムターンで、外肩が上がらないように外スキーに重みを乗せふくらみのあるターンをする(内に入りやすいので注意)

・ホールラインに向いたとき低くなるように大きな抑揚をつけて滑る。

・パラレルでスキーを動かさずに体を内に倒しターンポジションに入るのではなく、スキーを外に動かしてターンポジションを作る。

・バリトレ 1ターンで3回外に押し出しターンを連続する。(足下だけでなく強く外に押し出す)

・バリトレ ストックを逆に握り、両ストックを雪面から離さないで滑る。

・バリトレ 小回り、プルークで始動期から外(上)に押し出す。だんだん内側スキーの返しを早くする。

・ストックは広くハの字に構え、少し前に付く。

・小回りは、昨年までのように長い体軸で幅の広いターンをするのではなく、リズミカルなターンをする。

・昔のウエーデルンの様なピッチでリズミカルに細かいターンをする。そして少し大きめの弧でトップを動かしたターンをする。

・ショートは、スタート時低く出ると最初のターンで内傾角が作られ、次から入りやすくなる。

・大回りで、谷側にもっと重心を落とし、抑揚をつけて滑る。

・終了後の自主トレで ショートターンで切り換え時に真横に体を落とし、内スキーの外エッジを感じながら滑ると内傾角のあるいいターンができる。

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二日目

・プルークで外スキーを早いうちから大きく外に出す。

・急斜面でシュテムターンから徐々に発展させ基礎パラに。 外スキーを谷回りの早いうちから押さえ外に出す。抑揚をつける。

・ベンディング系で切り換え、スキーを押す時も脚を伸ばしきらない。

・急斜面パラレルターン実践 ターン中の運動はいいがターンとターンの間が長すぎる。抑揚をつける。

・バリトレ プルークで内股関節を緩め、内脚を畳むトレーニング。

・内向していないと内脚は畳めない。内に入り過ぎ外脚の押さえが甘くなり内脚に重みがかかり過ぎると畳めない。

・大回りで外腰が遅れないように外スキーを前に出す。

・プルークで小回り。上体の向きはフォールライン。

・急斜面小回りターン実践 ターン前半の雪面への捕らえが軽いためターン後半にエッジングを集中させその反動でターンしている。

・急斜面中回りターン実践 中回りなら上体の向きは今のままでいいが大回りになると、スキーの進行方向に向かなければいけない。抑揚をつける。

・キャンプ後の友人のSさんとの練習で 滑りが軽い。重心を谷側に落とし過ぎず、ターン前半から雪面をもっと多く削り滑る。 今までとは違ういい感じがつかめた。

その代り筋力を使い疲れる。上手い人は集中して数本しか滑らないようだが、このように筋力を使い疲れるためか。