<span class="new-txt">New!</span>Linux(AlmaLinux9)でUUIDを使ってマウントを固定 | OFFのパソコン日記

New!Linux(AlmaLinux9)でUUIDを使ってマウントを固定

Linux(AlmaLinux9)ファイルサーバーで、週一回クライアントWindowsのバックアップを取っていますが、デバイスパス(/dev/sdaなど)を /etc/fstab に記載する方式を取っていたため、Linuxの起動時にHDD のマウントがずれ、バックアップがエラーとなる事象が発生していました。

これを解決するに、UUID を使ってマウントを固定することとしました。

手順(UUIDで固定する方法)

1. HDD の UUID を調べる

blkid

/dev/sda1: UUID="1234-ABCD" TYPE="ext4"
/dev/sdb1: UUID="5678-EFGH" TYPE="ext4"
/dev/sdc1: UUID="90AB-CDEF" TYPE="ext4"


2. /etc/fstab を編集

/etc/fstab

現在 /dev/sda1 のように書かれている行を UUID=... に書き換える
(既存の root, home, swap の行は触らない)

UUID=1234-ABCD /mnt/hdd1 ext4 defaults 0 2
UUID=5678-EFGH /mnt/hdd2 ext4 defaults 0 2
UUID=90AB-CDEF /mnt/hdd3 ext4 defaults 0 2

※ /mnt/hdd1 などのマウントポイントは事前に作成

3. 設定反映
再起動せずにマウントできるかテスト:

mount -a

エラーがなければ、そのまま再起動しても順番が固定される