SPRING CANP | 令和プライズ

SPRING CANP

4月2日から4日までの3日間 Hスキー場で開催された、N県スキー連盟主催の「SPRING CANP」の「小回り・コブ集中コース」に入り、Nナショナルデモによるレッスンを受けました。

1日目 10時頃、昨夜からの大雨が嘘のように上がり、13時からキャンプが開催されました。
しかし、強風で上部のリフトやゴンドラは運転休止となったため、下部の緩んだゲレンデでレッスンを受けました。

・ニュートラルをしっかり作る。そしてニュートラルに入る時期を早くするためフォールライン後半から準備をする。(遅いと瞬間的なエッジングになりやすい)
・ポジションは、前後過ぎず真ん中におく。
・ターンは回旋運動を主体とし外スキーのテールを遠くに大きく動かす。
・右ターン(左外脚時)で逆捻りがでる。左肩を引かないでスキーの進行方向に出す。
・急斜面では切換え時に腰が山側に残りエッジがはずれにくくなっている。自然に立っておれるポジションをとる。
・ピポット的な操作をしないでテールを大きく使って滑る。
・ストックは肘を伸ばしぎみにして腕を広くハの字に構え、ハの字の構えのまま内側に重心を倒しストックが付くまで倒れる。(手首を返してストックを付かない)
・大回りでも同じ。

2日目 ゴンドラを上がると晴天です。朝の集合時間まで、最上部のゲレンデまで上がりすばらしいコンでションの中を滑りました。 おかげで集合時間にぎりぎりセーフです。

午前中は、上部の良いコンディションでレッスンが行われましたが午後は、4月とは思えないほど雪が降ってきました。おかげでガスが出て上部でのコブレッスンは中止、下のほうで整地小回りを中心に行なわれました。

・スキーの面に対して垂直方向に重心を保ち両足で雪面をとらえる。
・前後のバランスは踵の上におく。前や後ろになったり、スキーの前後差が出来ると動けない。
・横のバランスは、背骨のラインを真っ直ぐ下部に延長した点が両スキーの真ん中になるようにする。
・両スキーで雪面をとらえ、重さを変えたり乗り込んだりしない。
・ホールラインでは軽くならず外スキーの踵の押さえを忘れないようにすること。
・切換えで急激に重さを乗せない。
・コブの溝の平らな部分では両足が動けるポジションにいること。(前後過ぎない、スキーの前後差無し、山側に倒れない)

・逆捻りと順捻りの違いは、逆捻りはピポット的にセンターを中心にスキーを回しスキーと体を捻る。順捻りはスキーのトップが通った軌道をテールが通りその結果捻りが出来る。

2日目の夜は デモによるトークショーや抽選会が有り。日ごろスキー誌やDVDでしか見られないデモと話ができ楽しいパーティーでした。

3日目 今日はすばらしいピーカンです。
昨日の降雪で斜面はトップシーズン並みのコンディションです。
スキーの醍醐味をたんのうしました。

・上部ゲレンデで、角付け荷重での小回り。
・切換えでの重心の移動方向は、スキーの進行方向ではなく真横に動く。
・内脚の曲げが少ない。もっと曲げる。
・パーツ練習で直滑降から山回りをレールターンで行う。デモは綺麗な2本のライン。私のラインはずれている。左方向へは重心が前に行き過ぎる。右方向へは曲がり始めるときテールを振っている。
・ずれも、切れもできるようにならなければ総合力は上がらない。
・閉脚でのショートターン時、曲げ荷重になっている。

・コブの谷では自由に動けるポジションを取る。そしてコブの裏では脚を伸ばし滑り落ちる。切換えは板を止めないで前に滑らす。

・全体的に曲げ荷重の滑りをしている。左外肩の遅れは無くなってきた。

コブでレッスンを受けていると、岩淵隆二さんがおられ貴雄さんとのコブのコラボレーションを真近で見せていただきました。滑りのタイプは違うもののお二人ともすごいです。

キャンプの最後にデモによるデモンストレーションがありました。なかでも全日本技術選手権男女両チャンプによる滑りは素晴らしいものでした。
閉会セレモニーの挨拶にあった 1に家族 2に仕事 3道楽のスキー この順番を間違えないようにして、来年もまた参加したいと思いました。

その後、同行したみんなで、数本コブを滑りレッスンでならった内容を復習し帰路に着きました。