左「写真8コマ目」のように、左ターンに入る時、左肩を下げて上体を内倒させる癖があります。
右の写真は、対比させるために、左ターンから右ターンに切り換えるシーンの写真を左右反転させたものです。
対比して見るに、右ターンの後半「写真6コマ目」では、左外腰・左肩が遅れた外向が現われ、腰が内に外れたフォームなっています。 そのため「写真7コマ目」では、お尻の向きがスキーの上から外れ、右内股関節が伸びた「くの字」姿勢が現われてきています。
そして、左「写真8コマ目」でそのまま、左股関節を伸ばして谷側に重心を移動しようとするため、上体が内スキーに対しての垂直なラインを飛び越した、体軸が曲がったフォームになっています。
まずは、右ターンで左外腰・左肩が遅れないように出し、右内股関節は緩め、板がしっかり踏めるポジションを保ってニュートラルに入ることにより、次の左ターンの重心移動も正しくできると思われます。