OGASAKA SKI テクニカルセミナー | 令和プライズ

OGASAKA SKI テクニカルセミナー

OGASAKA SKI テクニカルセミナーに参加しました。
講師は竹田征吾さんです。

◆用具の進化
・板:メインサイズの長さは165~170cm 回転性能が上がり10年前より10cm長くなった。センターがテールよりに下がった。全体が太くなり雪面からの圧を得やすくなった。
・ブーツ:踵が1cm低くなり前傾角度も小さくなった。以前は脛でブーツを押していた。

◆滑りの変化
・10年前:雪面からの圧+自分から圧を掛ける
・今: 雪面からの圧のみ

・10年前:圧をためるためにトップを押さえた前荷重。スタンスを広く取り内脚を曲げて外の圧を得ていた。
・今  :荷重点が踝下に変わってきた。荷重点が後ろより。自分から圧を掛けることはNG

2011年圧を貯めない:後傾、スキーと正対、脚部を曲げない、外スキーを踏まない
2002年圧を貯める :前傾、外向姿勢、  脚部を曲げる(膝を前に入れる)、 外スキーを踏む

◆谷回り:以前は内向内傾、今は内向姿勢は作らずゆっくり落ちていくのを待つ。
スキーより内を向かない、圧を貯めない落下運動が基本。

・女子O選手:内脚を畳み外脚を踏む滑り(外のバランス)古い。
・女子K選手:内脚をあまり曲げないで長く使い(内のバランス)外脚をもっと長く使う。外脚は置いておく程度。
 
◆山回り:スキーのトップに重さを乗せていくと切換えがうまくできない。
・スキーの後ろを押しテールを落としこんでいく。
・後ろよりのポジションにいないと次の動作に入れない。
・ターン後半は緩斜面になってくるので後ろよりのポジション。

◆コブ:体の前で吸収、股関節で吸収。

◆体を使って
・骨盤を立てるポジション
・肩甲骨や股関節の可動を広げるストレッチ
(肩甲骨が柔らかく使えないと股関節が動かない)
・体幹を鍛える運動(体幹がしっかりしないとバランスがとれない)

◆Q&A
・目線は下げないで顎を上げる。
・フォールラインでは弓なりになるのではなく、脚から体を一直線とし一軸とする。
・ターン中盤頃から内脚で舵取りをする。小回りでも体を回す。
・ストックワークは外手を出すのではなく内手を引く。
・外スキーは体の後ろから前に動かしスキーを走らす。