Sスキー場でSさんのキャンプが、19日~20日の2日間開催され参加しました。
◆プルークで谷回り
・ウェアーのファスナーが谷スキーの上に来るように重心を谷方向に動かす。
・谷スキーをフラットにし下方向に横ずれを起こさす。
・重心が前過ぎないように踵(踝の下)で踏む。(母指球・小指球は使わない)
◆パラレル大回りで実践
・重心が前過ぎると、谷回りでスキーが早く下に向く。ターンが詰まる。
・スタンスを広くとる。
・山回りで止めの操作をしないため、谷回りの連続とする。早めに次の谷回り(4時 8時)に持っていく。
・ターン後半スキーが体の下に戻ってくるのを待つのではなく、自ら早く谷スキーの上に戻る。
・重心移動範囲は、両スキーのアウト側エッジ内。
・重心の移動方向はスキーの進行方向に対し真横方向。
・両腕の構えをしっかり作り、前に出したり引いたりしない。(体軸が崩れる)
・切換えで外脚を軽くしないため、外脚を伸ばし内は縮めていく。
・脛でブーツのタングを押す方向に力を使わない。
・外脚の膝は曲げない。
・スタートは下方向に真っ直ぐ出てプレターンから入るのではなく。斜めに出て谷回りから入る。(止めの操作にしないため)
・重心移動は足元からではなく高い位置から動かす。肩のラインを斜面に平行に動かす。
◆小回り
・スピードコントロールはターン前半の谷回りでスキーを外方向にずらし行う。
・前半に外方向にスキーを動かすためには重心を斜面下方向に落とさなければできない。
・左右の脚の高低さを作るために、内股関節を緩め、内脚を返す。
・重心の移動方向はスキーの進行方向に対し真横。
・スタートは大回りより低い姿勢で出る。そして脚を伸ばすことによりより深い内傾角ができる。
・重心移動は足元からではなく高い位置から行い。肩のラインを斜面に平行に動かす。
・左肩が引ける。上体は常にホールライン方向。
・ストックは、親指と人指し指で持ちで軽く持ち小指で握らない。付く位置は腕の横方向に付き、脇下に二等辺三角形ができるように付く。
・落差のあるターン
◆コブ
・ポジションは、整地より上体を起こし、脚の吸収範囲を広める。
・バンクのラインは縁の高い部分を通り、深い場所に入らない。
・トップを下げるのに上体を前に運ぶのではなく。テールをお尻に近付ける。
・ストックは、コブの裏に付く。
・ドルフィンターン(素晴らしい師範を見せてもらいました。今はぜんぜんできませんが来期にはできるようにがんばります)
参加された皆さん、落下に逆らわない効率的なターンができるようになりました。なかには、見違えるほど体が落とせるようになり、○○さんらしさが無くなった方もおられます。
丁寧な説明、そして素晴らしい師範をしていただいたSさん、そして計画していただいたSさんありがとうございました。
また、参加された皆さんのご協力で東北関東大震災の義援金が集まりました。被災された方々のお役に立てるよう日本赤十字社に収められます。