Windows10 メイン機のBIOSをレガシからUEFIに変更 | OFFのパソコン日記

Windows10 メイン機のBIOSをレガシからUEFIに変更

今年の後半、Windows11がリリースされるようで、現在メイン機として8年前に自作したWindows10 のディスクトップパソコンが、Windows11にアップグレイドできるシステム条件か調べてみました。

メイン機のCPUはIntelcoa第4世代のプロセッサで
システム ファームウェア:レガシ
TPM: 無し
と、アップグレイドは無理のようです。

Windows11のアップグレイドは無理としても、マザーボードはUEFI可能なのでせめて、BIOSモードはUEFIに変えようと思いつきました。

 

UEFI・セキュアブートに変えるためにはMBRからGPTへ変換が必要で、ネットをググるにWindows10 Creators Update(1703)以降に付属している「mbr2gpt.exe 」でストレージの内容を維持したまま変換できることが分かりました。

ディスク管理で確認するに、システムディスクのディスク番号は「0」なので

【mbrからgptに変換できるか確認】
コマンドプロンプトを起動し
C:\WINDOWS\system32> mbr2gpt /validate /disk:0 /AllowFullOS

MBR2GPT: Attempting to validate disk 0
MBR2GPT: Retrieving layout of disk
MBR2GPT: Validating layout, disk sector size is: 512 bytes
MBR2GPT: Validation completed successfully

【変換可能】

【mbrからgptに変換】
C:\WINDOWS\system32> mbr2gpt /convert /disk:0 /AllowFullOS

MBR2GPT will now attempt to convert disk 0.
If conversion is successful the disk can only be booted in GPT mode.
These changes cannot be undone!

MBR2GPT: Attempting to convert disk 0
MBR2GPT: Retrieving layout of disk
MBR2GPT: Validating layout, disk sector size is: 512 bytes
MBR2GPT: Trying to shrink the OS partition
Cannot find room for the EFI system partition.
MBR2GPT: Conversion failed

【変換NG】

 

ネットをググって見るに、
System 領域と C ドライブの間に空き領域が無いと、GPT形式への変換は難しいと有り、
Windows10 インストールメディア等で起動すると出来たと有りました。

ちょうど手元に、以前作成したUSBの「回復ドライブ」があったので、これで起動し、コマンドプロンプトから、

【mbrからgptに変換できるか確認】
コマンドプロンプトを起動し
X:\WINDOWS\system32> mbr2gpt /validate /disk:0 /AllowFullOS

【変換可能】

【mbrからgptに変換】
X:\WINDOWS\system32> mbr2gpt /convert /disk:0 /AllowFullOS

【変換OK】

となりました。

そのまま、再起動すると
ディスク管理の、システムディスクは、MBRからGPTに変換されており、

Windows管理ツール>システム情報で見るに
BIOSモード:UEFI
セキュアブートの状態:有効

になりました。