クライアント ハード故障 | OFFのパソコン日記

クライアント ハード故障

8年前に自作し、昨年8月にWindows8.1にアップグレイドしたクライアントサブ機で、数日前、ネットを見ていると、本体内でガチャンという異音が発生しました。そして数秒後にパソコンの電源が落ちました。
電源を再投入するとWindowsの起動途中で電源が再び落ちます。

修理のため、パソコン本体を作業しやすいテーブルの上に置きサイドカバーを開けると、内部がとんでもない状態になっていました。
CPUクーラーが外れて落下し、CPUがむき出しになっています。
そして外れたCPUクーラーは下にあったグラフィックボードの裏面上に乗っています。

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こんなことってあるの??

元のように直すため、クーラー裏に付いている古いグリスを拭き取り、そしてCPU上の古いグリスを拭き取っていると、マザーボードのクーラー取付け用のツメが折れているのを発見しました。

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修理には、マザーボードを取替えなければならないのかと思いネットをググっていると、同じような事象が数件アップされていました。

壊れたマザーボードのクーラー取付部は「リテンション」といい、パーツとして販売されています。しかし、使っているCPUSocketはAMD AM2と古いため新品の販売はほとんどないようなので、オークションで探し落札しました。
本日、落札した「リテンション」が届いたので、マザーボードを本体ケースから外し、壊れたリテンションと取替えました。

壊れたリテンション

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購入したリテンション

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そして電源を入れると、電源が入り起動しましたが残念ながらディスプレイは真っ黒のままです。
故障切り分けのため以前使っていた、グラフィックボードに取替えるとOKとなります。
クーラー落下時の受け皿となったショックでグラフィックボードが壊れてしまったようです。