大山 | 神名火山の会

大山

 

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2009.6.6 大山山開き登山とたいまつ行列

吾郷

昨年の秋に入会しました吾郷です。よろしくお願いします。

 さて、先日大山の山開きの登山とたいまつ行列に参加しましたのでご報告します。6日の朝5時半頃、藤田さんと共に土砂降りの雨の中出雲を出発しましたが、今までの晴れ男の実力を発揮したお陰か大山に着くと好天に変わっていました。

 現地の下山キャンプ場では先発隊の吉本さん、吉川さん、木村さんの三人がテントの設営を済ませ5人で健康の森入口に向かいました。7時50分頃出発し、少し急な坂をを登って8時50分頃鳥越峠に到着しました。

ここからは烏ヶ山方面に行けますが、登山禁止の頑丈な警告板がありました。小休憩が終わり駒鳥小屋方面に向かって下りの道を進みました。しばらく降りると赤い屋根の小屋が見えて急な坂を下り加勢蛇川の川原に下りました。秋にきのこ狩りに来たのですが、そのときには無かった梯子が設置されていて、川原に安全に降りることができるようになっていました。ここはきれいな水が流れ、滝菜(ウワバミ草)が沢山生えているのでお土産として採取しました。

 

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川原を上ると白い標識が見え、ここから右手の振子沢に入りました。途中でウドを採ったりしながら沢を上って行くと雪渓があり、私としてはこの時期に雪に触るのは初めての経験なのでとっても感動しました。ここを過ぎて右側の急な斜面を登って行き、像ヶ鼻を経てユートピア小屋に12時30分頃到着しました。

ユートピア小屋には他に1人しか居られず、多分博労座の方では天候が悪いので登ってくる人が少なかったのでしょう。昼食が終わり帰りは元谷へ向けて砂走りコースを選択しました。私は2回目の経験でしたが、今回も軽快に滑り降りてまるでエスカレーターの様で楽しかったです。

元谷からは大神山神社から大山寺本堂を経て下山キャンプ場に無事帰着しました。そのあと近くの旅館の風呂に入り夜のたいまつ行列に参加しました。2,000本のたいまつが準備されていて、出発点の大神山神社からは沢山の人が博労座に向かって下りて行きました。上から眺めるとまるで炎の川が流れているようで幻想的でかつ神秘的でした。天候にも何とか恵まれ非常に貴重な体験をしたと思っています。

最後に泊まりで料理を作っていただいた「おちらと会」の皆さん、大変お世話になりありがとうございました。

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